昨日は緊急事態でスクランブル発進・・・

閉店間際・・・

電話が鳴る・・・

女性の慌てた声・・・

「いくらやってもメールボックスが開かないんです！！」

「暗証番号に間違いないですか？」

「間違いないです！　何度もやり直しましたけど開かないんです！」

「前回は開いてましたか？」

「前は１回で開きました！　急用があって間に合わないんです！」

「でしたら、後で点検しておきますので、そのままお出かけ下さい。」

「駄目なんです！　これから使うものが入っているはずなんです！　新幹線のチケットが届いているはずなんです！」

「えっ！！　これから新幹線に乗られるんですかっ！！」（お客さんが慌てていたので、僕は冷静に対応していたが・・・　崩れた・・・）

「すぐに行きます！！」（念のため暗証番号リストを持参し、さらに念のため・・・工具持参・・・最悪、破壊するしかない）

現場に急行すると、お客さんがメールボックスを必死にいじっていた。

「念のために、暗証番号入れますよ！・・・・　あっ開いた・・・」

「えっ・・・　慌てすぎて何が何だかわからなくなってたかもしれません・・・　ほんとご迷惑をお掛けしてすみません・・・」

「それは良いんですけど、間に合いますか？」

「駄目かもしれません・・・」

「じゃあ、駅まで乗っていってください」

・・・・・・　駅までの途中、新横浜駅にナビを合わせると・・・　間に合う、しかも余裕が・・・

「どうせ、間に合わないのならナビを信じて新横浜まで行きますよ」

「そんなことされたら、もっと迷惑かけちゃいますからいいです・・・」

「とにかく行きましょう！僕は構わないですから」

・・・・・・　新横浜駅には無事に発車１５分前に到着！　間に合いました。

「本当に助かりました！ありがとうございます！」「どういたしまして！　道中、お気をつけて」　

これで充分なんですよね。《ありがとう》《どういたしまして》。この関係が関わった全ての人の心を豊かにします。

そういえば、登戸って街は、新横浜や横浜、箱根辺りだと、道さえ空いていれば、電車より車の方が近いのです　電車だけでなく、自動車でもアクセスの便利な街です

でも・・・本当に間に合って良かった・・・　間に合ったから、格好ついた