僕はお酒たくさん飲めるけど・・・飲まない 飲まないようにしている。
それは身体を気遣ってのこと。
なにせ、バブル末期に学生時代を謳歌していた頃、一気のみ全盛期で、厳しい先輩方にお酒飲むことを鍛えられた。
極力、お酒を飲まないようにしている僕は、地元を離れた飲み会には車で行くことが多い。
そもそも、僕はお酒を飲んでも素面でもテンションが変わらない。ノリもかわらない
よく、お酒飲まないの? ごめんね、こっちだけ飲んじゃってと言われるけど・・・
僕は全然気にしていない。 ウーロン茶でも普通に飲んでる人の会話に入れるから
むしろ、車を運転していけば、自制心も働くし(身体のために)、お酒をすすめられても、飲まない口実ができる。(楽しい席なのに、体調がどうとか言いたくないし
)
そんな僕が、人生で初めて・・・
それは道玄坂での2次会を終え、帰宅する途中での出来事。
同業者3人を車に乗せて、道玄坂→246号線→首都高池尻に入るとゲート前で大検問(飲酒)
僕は当たり前ですがお酒を飲んでない。 だから、どうどうと警官の顔に息を吹きかけた。
なのに・・・警官・・・ ん?お酒くさくないですか?甘い臭いしませんか? ほんと、飲んでないよね? じゃ、この装置に息を吹きかけてください。
もちろん、僕は強めに吹きかけたが、装置は微動だにしない・・・
なのに! 車を右に寄せパトカーの前に駐めてくれませんか?他の人の臭いですかね。すごくお酒の臭いするんですけど・・・ 車降りてください。
なに?(怒りそうになったけど、疲れていたので、どうでもよく心の中で叫んだだけ)
僕は、クイッと車を右に寄せ、クイッとバックし、パトカーの前にピタッと車を停車させた。(動き的にも、酔っぱらい運転じゃないはずでしょ)車から降りると・・・ なんと!そのままパトカーの中に誘導された・・・(パトカーまで歩く時も、ふらついてるわけじゃなく、普通に真っ直ぐ歩いてただろうけど・・・)
さすがに、なに!!検知器に全く反応していないのに、俺は容疑者か!!と思ったが、そんなのどうでもよく絡むのも面倒くさかったので、素直に警官の指示に従い、差し出されたビニール袋に思い切り息を吹き込んだ。
警官は完全に僕を疑っている。でも、さっきの装置も全く反応しなかったじゃんか・・・
警官はパンパンに膨らんだビニール袋をアルコール検出器にセットした。
液晶画面から計測中の文字が消えると、レシートがゆっくりと印刷され始めた。
なぜだか・・・ この時、緊張するね~・・・
レシートが印刷されるのを手ぐすね引いて待つ警官と、それに対峙する僕・・・ 2人を包み込む沈黙・・・
不思議なもんで、全く飲んでないのに、車から降りろとか、仲間から切り離されたり、パトカーに乗せられたり、ここまでやらされると、飲んでもいないのに、もしアルコールが検出されたらどうしようと焦ってしまう。(例えば、普通のウーロン茶に店員が間違って少量の焼酎を入れてたとか・・・余計なことが頭の中に浮かび不安になる)
悪いことしてなければ、どうどうとしてればいいだろうというのは嘘。 自分が置かれている状況が自分を不安に陥れる。そんなに、どうどうとできないよ
きっと、ここに冤罪事件につながる危うい雰囲気があるんだよな。
で、レシートに印刷された数値・・・ 《0.00》 ほら見ろ!ったくよ!!(内心叫んだ)
一瞬の間・・・ 警官の一瞬の表情・・・ 僕は見逃さなかった(そんなはずはない・・・ 俺の勘に狂いはないはず・・・ どうしてだ・・・ そんな警官の心の声が聞こえてくるようだった)
これで無罪放免!解放されるかと思えば、免許証見せてくださいとのこと・・・ こいつ・・・(さすがに呆れてものも言えない・・・ そもそも、これ任意のはずだよな・・・ まさか、間違った判断の照れ隠しじゃなかろうな・・・ 僕は人に怪しいと思われる人相や風体じゃないけど・・・ 車だって怪しまれるような改造車じゃなかろうて、暴言も吐かず指示通りに従ったはず)
でも、警官に絡んでもというより、人に絡むと、結果、自分自身がさらに気分悪くなるので黙って従う・・・ 警官は免許証をチラ見し、行っていいですよ。お急ぎのとこすみません。気をつけて。(最後の免許証確認は何? 個人情報を一方的にチェックですか・・・ 申し訳ないけど、先に警察手帳を見せて、所属と名前を明らかにすべし! 職権乱用じゃありませんかね・・・ 悪いことしてないし・・・ まさか・・・よく言われるノルマのために取り締まってるわけじゃないよね・・・)
冗談じゃない!少しでも早く帰ろうと思って246号線から、短い区間を首都高利用したのに15分も足止めされた・・・ だったら246号で良かったじゃんか・・・ 首都高利用料金返せと・・・ でも、絡むのも面倒くさく、1日の終わりに気分をさらに悪化させたくなかったので我慢・・・
ところがどっこい!・・・僕の心の中を知ってか知らずか・・・酔った勢いか
同乗者が黙っていなかった~
ふざけんな~最初から飲んでないっていってんだろ~!俺たちは急いでるんだ!どうしてくれんだ!○○○○!!! ○○○○!!! (その声で、僕自身は心がすっきりした。ありがとうございます!)
僕は車を颯爽と走らせた。 こういう取り締まりってどうなんでしょうね。 僕は完全無罪だし、悪たれついたわけでもなく・・・ ゆっくり通り過ぎていくたくさんの車の前で晒し者にされて・・・(もし、知ってる人に見られたら恥ずかしいよな)
水色の制服だから、警視庁の交通機動隊か・・・
ま、いっか。 悪質な飲酒運転撲滅のためだしね。
そういえば、以前は首都高用賀出口の短いスロープで飲酒検問して、首都高上に自然渋滞が発生し、流れの良いところに急な渋滞で、急ブレーキをかける車が多く、僕自身も後ろから突っ込まれるんじゃないかという恐怖を味わったことがある。
その時は、さすがに、検問所で警官に怒鳴った。 上で渋滞が発生していること事態が危険だろうが!と・・・
その時・・・ 彼は・・・ そんなのわかってるよと言った・・・
弊社は多摩区暴排協に加入しているし、仕事柄、地元を所轄する神奈川県警多摩警察署にも日頃から協力してるけど・・・ 警視庁じゃ管轄違うしね・・・ それに交機だし・・・
ただ・・・同乗者も罰せられる今の道交法下で、飲酒して同業者を送るわけないでしょう・・・
18歳で運転免許を取得して以来、初めてです。検問でビニール袋を膨らませたの。
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